働くことについて
昔、読書をしていて面白いと感じたり気になったりした言葉をノートにメモしていて、その中にこんな言葉があった。
ここでまたへそ曲がりな僕は、「今のところ幸せ」だなんて答えつつも、別のことを考えている。仕事が幸せなはずはないじゃないか、と。あるいは、幸せだったら仕事じゃないじゃないか、ただの趣味じゃないか、と。
むろん世の中には自分の仕事を天職だち感じ、幸せに仕事をしている人も存在していることは知っている。だけど、仕事というのは、やりがいや自己実現のために存在しているわけでもないのである。仕事というのは、えてしてほとんどがやりたくないもので、この映画監督という仕事も決して僕の幸せのために存在しているのではないことを、僕はよく知っている。
恩田陸 ブラーザー・サン シスター・ムーン
この言葉は私が労働者になる前にメモしたものだけど、
仕事のやりがいなんぞを聞かれたときにたまに思い出す言葉ではある。
今日は8時間の殆どをネットサーフィンに費やして
国民年金保険料や確定申告の仕方、最寄りの税務署の場所など調べることができた。
それでも給料は貰えるわけで、
あと数日出社すればとりあえずは自由の身。
次は決まっていない自由の身。
空白期間なんて怖くて空けられない、という価値観からは外れざるを得なかったので特に何も思わないけど。
昔ほど焦りが無いのは、歳を取ったからなのか3回目の転職だからか
ただの神経衰弱だからなのか。
数か月前に出社時、遅れそうだったので最寄り駅に向かって走っていたら
「なんで行きたくもないところに走っているんだろう」と本気で思った。
「働きたくないな~」とぼんやりずっと思ってた。
パワハラ上司がいる職場では、っていうのを脳が勝手に省略はしていたものの
とりあえず来週から働かない日々。
数年経って、今は楽しくやってます~☆とかではなく
今日、今日の話として記録。
友達3人にラインを返せたので今日はもうテンションが凄く高いんだと思う。